おすすめの健診
おすすめの健診
幅広い検査・健診メニューの中から
特におすすめの検査を紹介します。
特定健診
検査結果の数値でメタボを自覚したら
実践できる食事・運動の改善策を保健指導で
生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧、脂質異常症は、そのままにしていると動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中など、重大な病気につながります。
その予防や早期発見には、年に一度の定期健診が欠かせません。
尿や血液を採取しての検査や胸部・胃のレントゲン検査、気になる点を相談する問診などを通じて、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をチェック。生活習慣病のリスクのある方には、食事や運動などの習慣を見直すポイントを、その方の状況に即してお知らせする保健指導を受けていただけます。とは言え、生活習慣を改めるのは容易なことではありません。
健診~保健指導を毎年継続的に受けていただくことで健康な生活習慣を維持しましょう。
その日のうちに検査結果を
聴くことができます
当院では、受診当日に血液検査の大まかな結果をお伝えすることが可能です。また、腹囲とBMI、血圧、喫煙歴など
の内臓脂肪蓄積リスクがある場合に受けられる特定保健指導も当日可能。再度来院する手間がかからず、良い機会でお勧めです。
管理栄養士による栄養指導
血圧のコンロトールか体重管理か運動不足解消か、優先順位を考えて食事・運動の改善策をアドバイスします。
食事面では、肉や野菜の素材ごとに片手分、両手分の視覚的目安や料理の皿数でお伝えするなど、カロリー計算なしでもその方が理解して納得しやすいカウント法を伝授。運動もエネルギー消費量と照らし合わせながら、無理なく実行できる方法を相談していきます。
管理栄養士のコメント
20~30分だけお時間をいただければ、人間ドック健診情報管理指導士も含む専門職が、その方の性格や考え方に合わせて、実際に取り入れられるような食事・運動の改善方法を一緒に考えさせていただきます。普段の生活を見直すヒントを、ぜひお持ち帰りになってください。
特定健診
¥7,150(税込)
問診/身体測定/血圧測定/循環器系検査/肝機能検査/血糖検査/尿検査
※40歳~74歳の被保険者・被扶養者が対象です。
脳ドック
頭痛・めまいの原因から脳卒中のリスクまでMRI検査を受けて早期発見・把握
当院ではMRIを用いた脳ドックを実施しています。くも膜下出血、脳梗塞といった脳卒中の原因となる脳動脈瘤(脳の血管にできた小さなこぶ)を見つけるなど、脳内の組織のさまざまな状況から、病気・リスクを把握します。
頭痛やめまいに悩む人はもちろん、高血圧や脂質異常症の方、飲酒・喫煙をよくする方は脳血管疾患のリスクが高いとされています。一般に40代以上の中高年の方に多いとされる病気ですが、20代の方に無症候性脳梗塞が見つかることも。
症状の出ないうちにリスクを見極め、その後の生活習慣改善に取り組んでいただけます。
健康について考えるよいきっかけに、一度受けられてみてはいかがでしょうか。
大学病院など高度医療機関では検査予約を取るのが難しいMRI検査も、当院では比較的待たずに受けていただけます。
(13週以内など妊娠初期の可能性のある場合はMRI検査を受けることができませんので、ご注意ください)
脳ドックをステップで紹介します
1.「医師の問診を通じて、
悩みや生活習慣を共有」
事前に既往歴や生活習慣を問診票で回答していただいた後、直接医師からの問診を通じて、不安に思うこと、気になる症状を確認。それに応じて、数ある検査方法の中から適切な撮影法を決めていきます。眼球の動きなど簡単な脳神経機能のチェックもこのときに行います。
2.「MRI検査を受ける」
スタッフの指示に従い、あおむけになっていただいたら検査を開始。20分ほどかけて撮影していくため、高画質の画像を撮るために頭部が動かないよう固定し、撮影用の専用コイルを装着します。過去に狭い場所でパニックになった経験や不安・恐れのある方は、持参した抗不安薬の服用も可能。※当院で処方はしていません。
ご家族などが検査室に一緒に入り、手を握ったり声をかけたりすることもできます。
3.「専門医師による
検査結果の説明とアドバイス」
2人の医師によるダブルチェックで画像診断が行われ、何か病気の兆候やリスクが発見された場合、速やかに連携病院の脳神経外科や神経内科の紹介をさせていただきます。また、事前に希望があれば当日に検査の結果説明を受けることもできますが、その場合は検査後1~2時間お待ちいただくことがあります。
簡易脳ドック
¥33,000(税込)
問診、MR検査(脳MRI+脳MRA)、頚部超音波検査
特定健診の項目をすべて含んだ脳ドック健診 ¥49,500(税込)も用意しています。
その他メニューはこちらをご覧ください。
肺ドック(肺がん検診)
X線では見つけにくい肺がんを
CT検査や喀痰検査による細胞診で発見
肺がんは症状がないままに進行することの多いがんであり、現在男女ともにがん死亡数の上位に入ります。
たばこを1日20本以上吸われる方は、喫煙されない方に比べて、肺がんになるリスクが20倍以上といわれます。また、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の方でも、肺がんリスクは1.9倍に上がるとも。長期にわたって喫煙習慣のある方はもちろん、ご自宅・職場・飲食店などで受動喫煙にさらされる環境にある方、ご家族に肺がんの既往歴のある方などには、肺がん検診の受診をお勧めします。新鋭のマルチスライスCTで、従来の胸部レントゲン写真では見つかりにくい病巣の早期発見に努め、喀痰検査や肺機能検査の結果と組み合わせることで、適切な診断につなげます。
肺ドックをステップで紹介します
1.「生活習慣や周囲の環境を問診」
問診表を記入いただき、医師の診察を受けていただきます。ご自身の喫煙、受動喫煙の状況(期間や本数など)について詳しく伺います。また、肺がんや喘息の既往歴、家族歴も確認。たばこの他、排ガスやアスベストの影響を受ける環境にないかも注意しお聞きしています。
また、3日分の痰を専門の容器に集めていただき、細胞診を行います。
2.「CTで肺を検査」
新鋭の64列マルチスライスCTにより、一呼吸の間に胸部の広い範囲を1ミリ単位で撮影いたします。悪性腫瘍の場合は5~10ミリと小さい範囲で見つかれば早期発見といえます。短時間の撮影で被ばく量も最小限で済むのが特徴です。
3.「結果説明」
放射線科専門の医師が報告書を作成、ご提供します。肺がんを疑う病変が見つかった場合には、呼吸器外科のある病院へ紹介状をお作りしますが、早期の肺がんでは安定状態にある可能性も少なくなく、経過観察となるケースもあります。肺気腫などの呼吸器系の病気の場合は、系列の上板橋病院を含め専門的な治療を提供している医療機関を紹介させていただきます。
肺ドック(肺がん検診)
¥22,000(税込)
問診/喀痰細胞診/胸部CT検査
乳がん検診
マンモグラフィと超音波検査の併用で
専門医師が精密に診断・判定を行う
30代から罹患率が高まる乳がん。初期は痛みなどの自覚症状もほとんどないため、早期発見にはマンモグラフィや超音波による検査がおすすめです。
マンモグラフィは石灰化と呼ばれるカルシウム沈着の発見に適しており、超音波検査はしこりを見つけやすいなど、それぞれ特徴があります。当院では、乳がんの診断・執刀経験の豊富な乳腺外科の専門医師が、触診の結果や受診される方の年齢、乳房のタイプを考慮して、いずれか、あるいは両方の検査の受診をご提案しています。
画像判定診断も検診担当の医師とのダブルチェックで行い、精度を高めています。
乳がん検診をステップで紹介します
1.「マンモグラフィ検査を受ける」
乳がんの初期症状の一つである石灰化を映し出すことのできるマンモグラフィ。やわらかい組織である乳房を片方ずつ圧迫板で挟んで薄く伸ばし、それぞれ2方向から撮影します。身支度も含めて検査時間は15~20分程度。過去の撮影画像との比較で、組織の微妙な変化にも気づくことが可能です。
2.「超音波検査を受ける」
乳腺が発達している若い方、授乳中の方、もともと乳腺の濃度が濃く不均一なタイプの乳房の方の場合は、超音波検査がしこりの発見や質的評価に有効とされます。当院では、触診やマンモグラフィと併用することで、より正確な診断に役立てています。
3.「検査結果を知り、今後に役立てていく」
乳腺外科専門の医師の診断に基づく検査結果を、速やかにお知らせします。乳がんはそのタイプや進行度により、経過観察や細胞診・組織診など精密検査への振り分けが重要です。乳房の様子は個人差があるものなので、年に1度を目安に継続的な検診で比較していくのがおすすめです。
子宮頸がん検診・婦人科検診
子宮頸がんとは
子宮頸がんは性体験がある方には、どなたにも起こり得る疾患です。
子宮頸がんの大半は、性交渉によりヒト・パピローマウィルス(HPV)に感染することが原因だと解明されています。性交渉により多くの方がHPVに感染しますが、大半の方は免疫力などにより陰性化します。ただ、感染した一部の方は、HPVが陽性のまま(持続感染)となり、そのなかの一部の人が子宮頸がんになることがわかってきました。
子宮頸がん検査(子宮頸部細胞診)の方法
子宮頸がん検査では、がんを見つけるだけでなく、がんの前段階の異形成(前がん病変)を発見できるのも大きな特徴と言えます。
異形成はもちろんのこと、たとえがんであっても早期に発見し適切な治療を行えば完治が期待でき、その後の妊娠も望めます。
検査方法は、子宮頸部の細胞を直接こすり取って顕微鏡で調べる細胞診で、身体への負担も少なく安全です。
当院では採取器具として、不適切標本が最も少なく、異形成やがんの発見にすぐれているとされているブラシ採取を行っております。
HPV併用検診がお勧め
当院では、従来の「子宮頸部細胞診」に加え、「HPV検査」を併用した子宮頸がん検診をお勧めしております。(HPVの検査間隔など詳細は婦人科医にお尋ねください)。
当院の婦人科は、日本産科婦人科学会産婦人科専門医が担当しております。
婦人科超音波検査(経腟超音波検査)
子宮頸部以外、子宮体部や卵巣の形を調べて、腫瘍などを発見することにつながります。
詳しくはこちらをご覧ください。